急に思い出した。
昔、まだ旦那さんにあってまもないころ
自分のつくった、建築の模型をみせたことがある。
建築の模型とはおもえないような、彫刻みたいなものだったけれど。
そこのころの私は、頭もかなりがちがちで好きな建築家といえば
ミースファンデルローエとか、ダニエルリベスキンドとか、
人間がそこにいない空間が好きだった。
私のまっしろな模型をみせたときに、ひとこと彼がいった言葉が
「このまっしろな壁に色をつけてみようとはおもわないの?」
それを聞いた、私はかなり怒ったらしい。笑
あまりの怒りで、だんなさんを家から追い出すぐらいおこったらしい。笑
なんとなく、おぼえているけれど、
つまりは、当時の私は、完璧な世界を信じて、
それを崩すのが嫌だったのかもしれないとおもう。
その恐れは、人が想像できないぐらいだったとおもう。
自分の色を付けていくことが、怖かった。
色をつけるなんて、あり得ないとおもった。
あれから、線だけ書いていた絵も、色が付けられるようになり
物ばかりかいていたのが、植物を描くようになり、
動物を描くようになり、人が描けるようになった。
そこに、心が込められるようになった。
生きているすべてのものがが愛おしいとおもえるようになった。
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