07 December, 2010

Screen Print

スクリーンプリントをやってみたいとおもったのは、いつ頃からだろう。

学生時代にちょこっと授業でやったのが、とっても印象に残っていて
そのときに先生と会話したこともかなり鮮明に覚えているから不思議。
イギリス人の先生だったのだけれど、


「北野武の映画はどうして台詞がすくないのか?」

「日本人はどうして、口数がすくないのか?」


ときかれて、なにも答えられなかったのを覚えている。

グレーの色みたいな、白でもなく黒でもなくという境界が日本の文化にはあるようなきがする。
言葉にすると、答えはでてしまうけれど、言葉を発しないことでより深い真実を自分の中で探すみたいな。

まあ、そんなことは当然当時の若かった私には言えるはずもなく、
なんでだろうというと漠然と思いながら作業を進めていた。




それからも、なんどもその会話とスクリーンプリントがセットになって
なんどか私の中にやってくるのだけれど、まさか、自分が絵を描くとも思わず、
また描きだしてからも難しいだろうという先入観で遠ざかっていたのだけれど。
最近になって、やっぱりやろう!やらなくてはいけないという思いに到達した。


うん、やっぱりこれだ!みたいなマインドクラリティーのなか、
いろいろリサーチをしみると、スクリーンプリントの中にもいろいろ種類があって
機材を買いそろえなくてもできることがわかった。
これなら、私でもできそう。


木版画も考えてみたけれど、布にもプリントをしたかったのと
繊細な線のイメージがあって、木版だと線をキープするのが難しいし
何回かやってみたいのだけれど、なかなか綺麗なラインがでなかった。
もっと、やり込めばそこまで到達するのかもしれないけれど、
いつか木版でもできるときがくるかもしれないけれど今は、
スクリーンの刷る感じがしっくりくる。


ということで、スクリーンプリント独学で勉強中。


ずっとやりたいと思っていた気持ちを後押ししてくれたのは、
実はsenhouseのCHIHARUちゃんです。
彼女の作るバッグがとってもかわいく、作ってもらおうと会ったときにお願いしたら
布をぱっと渡され、自分で描いてみる?といってきっかけをいただきました。

感謝感謝です。
どうもありがとう〜。

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